NEWS

オレモリカエルがシングル“カニとネコ”を配信リリース

MUSIC PR 2020.11.03 Written By 峯 大貴

東京を拠点に活動している男女11人編成のバンド、オレモリカエルが10月28日に“カニとネコ”を配信リリースした。ゆったりとしたリズムに乗せて、あかとんぼちあき(Vo)の所在無げな声をとつとつと響かせていく。彼らが特徴的なのはマンドリンやオーボエ、極めつけには壺(ウドゥ)といった多彩な音色が入る点だ。日常に寄り添う歌ながら、どこかこの世のものではない浮遊感も漂った不定形なサウンドこそが魅力だ。また演奏中にVJが投影されるのも大きな特徴であり、にょきにょきと音のイメージを拡張させる。

 

本楽曲は12月にリリース予定の2ndアルバム『おかわり』からの先行配信シングル第2弾。8月にMVも合わせて公開された第1弾シングル“パイオニア”ではKTY(MONJU N CHIE)をラップに迎えた軽快なカントリー・チューンだったが、今回は一転。ボサノヴァ風のアレンジと壺の音色が効果的に響き、坦々とグラデーションを描くように展開していくサウンドは、オレモリ印といえるものだ。しかし歌詞は無償の愛をテーマに憎らしくも愛おしい男女の関係を、RPGゲームの世界をメタファーに織り込みながら描くという、ひねりの効いた仕上がりになっている。

 

本リリースに合わせて11月3日(火)に代官山・晴れたら空に豆まいてで無観客の配信ワンマンライブ『オレ、しずしず、謡う ~其の二~』を開催(11月10日(火)まで視聴可能)。無料で視聴可能な公演だが、出演者ならびに会場・晴れ豆への支援として、Peatixにて500円からの観覧料金を募っている。

オレモリカエル コメント

 

働く人。家に籠る人。心配する人。彷徨う人。
人それぞれ色々な日常や愛のカタチがあると思います。
そんな何ともない日々を妄想して描いた自由でハッピーな楽曲です。
コロナ禍の中 まだまだ大変な毎日が続きますが、僕たちの音楽を聴いて少しでもほっこりにんまりしてもらえたら嬉しいです。

カニとネコ

 

 

アーティスト:オレモリカエル

仕様:デジタル

発売:2020年10月28日(水)

レーベル:森林レコード

配信リンク:https://friendship.lnk.to/crabandcat

 

作詞:ホンダケイコ/ハヤシヤスノブ

作曲:ハヤシヤスノブ

オレモリカエル

 

 

2009年春に結成。

フルート・オーボエ・壺など多種多様な楽器とVJが加わり現在の男女11人編成のバンドとなる。

優しく温かい歌声とメロディ、叙情的かつヘンテコで時にストレートな歌詞、多彩な楽器が加わったアンサンブルはおふとんに包まれたような心地よい浮遊感と捉えどころのない音楽を生み出す。

2016年4月に1stアルバム『おふとん』をリリース。

2020年12月に2ndアルバム『おかわり』をリリース予定。

 

Webサイト:http://oremori.sakura.ne.jp/

Twitter:https://twitter.com/OremoriKaeru

Instagram:https://www.instagram.com/oremorikaeru/

WRITER

RECENT POST

COLUMN
従来のイメージを跳ね返す、日本のフォークの変革 - 『#JAPANESE NEWEST FOLK』前…
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2020
COLUMN
編集部員が選ぶ2020年ベスト記事
COLUMN
〈NEWFOLK〉作品ガイド
INTERVIEW
音楽のすそ野を広げる、影の歌の送り手 - 〈NEWFOLK〉主宰 須藤朋寿インタビュー
INTERVIEW
自分の言葉を持つ人の歌が、心に入ってくる - 浮(BUOY) インタビュー
REVIEW
クララズ – 台風18号
INTERVIEW
“2023”で次の扉を開いた3人のハイライト – ベルマインツ インタビュー
REVIEW
岡林信康 – 岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ
REVIEW
田中ヤコブ – おさきにどうぞ
REVIEW
上田正樹と有山淳司 – ぼちぼちいこか
REVIEW
Bagus! – 恋はうたかた
REVIEW
ベルマインツ – ハイライトシーン
REVIEW
ヤユヨ – ヤユヨ
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(後編)– 天川村から新たな船出『IN,I’M PRAY SUN』
REVIEW
小野雄大 – 素粒子たち
INTERVIEW
覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー
INTERVIEW
生きている日が歌になる – ダイバーキリン『その美しさに涙が出る』インタビュー
REVIEW
のろしレコード – のろし
REVIEW
松井文 – ひっこし
REVIEW
gnkosaiBAND – 吸いきれない
REVIEW
【3×3 DISCS】イハラカンタロウ – C
REVIEW
折坂悠太 – トーチ
REVIEW
西洋彦 – fragments
REVIEW
クララズ – アメリカン
REVIEW
阿佐ヶ谷ロマンティクス – 独り言
REVIEW
平賀さち枝とホームカミングス – かがやき / New Song
REVIEW
TATEANAS-縄文人に相談だ/君と土偶と海岸で
REVIEW
ズカイ – 毎日が長すぎて
INTERVIEW
30代になった酩酊シンガーてらがRibet townsと鳴らす家族の歌
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2019-『ナイトサークル』リリースインタビュー
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2018
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 3日目
INTERVIEW
キタが語る、オルタナティヴ・バンドthanの正史ー2ndアルバム『LINES』リリース・インタビュー
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
はちゃめちゃなエンタテインメントがやりたいーチャンポンタウン“Giant step”リリース・インタ…
INTERVIEW
3人で歌の本質を確かめる場所―のろしレコード(松井文、夜久一、折坂悠太)『OOPTH』リリース・イン…
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(前編)-新MV“まほう”・“リリィ”を公開&クラウドファンディング始動
REVIEW
アフターアワーズ – ヘラヘラep / ガタガタep
REVIEW
河内宙夢&イマジナリーフレンズ – 河内宙夢&イマジナリーフレンズ
INTERVIEW
休日に音楽を続ける人たちのドキュメント-松ノ葉楽団3rdアルバム『Holiday』リリースインタビュ…
INTERVIEW
日常に散らばった、ささやかな幸せを愛でるー大石晴子 1st EP『賛美』インタビュー
REVIEW
THE HillAndon – 意図はない
REPORT
リクオ『Gradation World』スペシャル・ライヴat 代々木・Zher the ZOO レ…
REVIEW
Ribet towns – メリーゴーランド / CRUSH / みまちがい
REPORT
峯大貴が見た祝春一番2019
INTERVIEW
今また初期衝動に戻ってきた – リクオ『Gradation World』リリースインタビュー–
REVIEW
HoSoVoSo – 春を待つ2人
REPORT
峯大貴が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
ここから踏み出す、ギリシャラブの“イントロダクション” – 2nd Album『悪夢へようこそ!』リ…
INTERVIEW
その時見たもの、感じたことを記録していく – ダイバーキリン『忘れてしまうようなこと』リリースインタ…
REVIEW
チャンポンタウン – ごきげんよう
REVIEW
宵待 – NAGAME
SPOT
cafe,bar & music アトリ
REVIEW
てら – 歌葬
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day3】ULTRA CUB / Gateballers /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day2】Homecomings / Moccobond /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day1】ベランダ / Crispy Camera Club…
INTERVIEW
KONCOS:古川太一 × ボロフェスタ主催 / Livehouse nano店長:土龍対談 - 音…
REVIEW
ローホー – ASIA MEDIA
REVIEW
影野若葉 – 涙の謝肉祭
REVIEW
Pale Fruit – 世田谷エトセトラ
REVIEW
【3×3 DISCS】原田知世 – music & me
REVIEW
【3×3 DISCS】Traveller – Chris Stapleton

LATEST POSTS

INTERVIEW
ただ“おもろい”と思うことをやっていたら、いろんな「無い!!」に気づいた〈トマソンスタジオ〉インタビュー

特集『言葉の力』の企画として本記事では、自らの思想をどのようにして言葉に乗せ発信してきたのかを探る。…

REVIEW
ザ・ディランⅡ

きのうの思い出に別れをつげるんだもの(1972年)

INTERVIEW
どうやって作られているか知るために現場を開く。建築集団「々」野崎将太 インタビュー

COLUMN
【Dig! Dug! Asia!】Vol.6 後編:ジャンルを融合させるパキスタンアーティストたち

「台湾のシーンが熱い」と透明雑誌が日本のインディーシーンを騒がせて、早くも10年近くになるだろうか。…

COLUMN
【Dig! Dug! Asia!】Vol.6 前編:パキスタンの「文化の床」Coke Studio Pakistan

パキスタンの音楽的背景と、その再興に挑み続けるテレビ番組 CokeStudioについて。