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オレモリカエルがシングル“パイオニア(feat. KTY)”を配信リリース

MUSIC PR 2020.08.18 Written By 峯 大貴

オレモリカエルが8月15日(土)に“パイオニア”を配信リリースした。東京を拠点に活動している、現在11人編成。筆者は<下北沢・モナレコード>や<代官山・晴れたら空に豆まいて>などでその大所帯のライブを見たことがある。ゆったりとしたリズムに乗せて、あかとんぼちあき(Vo)の所在無げな声をとつとつと響かせていく。彼らが特徴的なのはマンドリンやオーボエ、極めつけには壺(ウドゥ)といった多彩な音色が入る点だ。日常に寄り添う歌ながら、どこかこの世のものではない浮遊感も漂った不定形なサウンドこそが魅力だ。また演奏中にVJが投影されるのも大きな特徴であり、にょきにょきと音のイメージを拡張させる。どこか日本の大自然の景観が広がってくるアンサンブルは、川床タンタラmountain mountainsといった民謡・童謡の要素も感じるバンドらとの一体感を受けながら注目している。

 

2019年の3曲入りEP『ひねもす』以来となる新曲“パイオニア”は軽快なリズムでバンジョーの音色が印象的なカントリー・チューンである。メロディもいつになくシンプルでキャッチー。一方で宇宙と日常がシームレスにつながっている歌詞はどこかSF的だ。ほのかに別れも匂わせながら、オレモリらしさともいえる歪な浮遊感が表れている。

 

またラップパートでKTY(MONJU N CHIE)が参加。ほどよく脱力したラップはオレモリの世界とフレンドリーに混じり合い、ちあきとの掛け合いもかわいらしい。『おふとん』(2017年)以来3年半ぶりとなる2ndアルバムが10月にリリースに予定。リードトラックとなる本曲を聴きながら期待しておこう。

あかとんぼ ちあき(オレモリカエル)

 

パイオニアとは地球に二度と帰ってこない事が前提で、宇宙の果てへと旅に出た、実在する太陽系外探査機の事です。
そのパイオニアの孤独な旅には『地球外生命体(宇宙人)との交流』という人類の夢と希望が託されています。
パイオニアの事を知って、始まったら後戻りできない、時折辛かったり寂しかったり孤独になる私達の日々も、それでも夢や希望は光って、強く進んでいきたいという歌詞が生まれました。
この大変な時期にも、どうか皆さんの中の、それぞれのパイオニアが暗闇で光って、旅を続けますように。

 

大方 大輔(DEPO LABO) 映像監督

 

この作品は通信がとぎれたパイオニア号のように仲良かった人はいなくなっちゃったけど、今もどこかには居る。
残された側の人は、音楽や映像や写真が救いになる。
というストーリーに仕上げました。

パイオニア(feat. KTY)

 

 

アーティスト:オレモリカエル

仕様:デジタル

発売:2020年8月15日(土)

レーベル:Shin Rin Records

 

作詞:あかとんぼ ちあき

ラップ詞:KTY (MONJU N CHIE)

作曲:ハヤシヤスノブ

オレモリカエル

 

 

2009年春に結成。

フルート・オーボエ・壺など多種多様な楽器とVJが加わり現在の男女11人編成のバンドとなる。

優しく温かい歌声とメロディ、叙情的かつヘンテコで時にストレートな歌詞、多彩な楽器が加わったアンサンブルはおふとんに包まれたような心地よい浮遊感と捉えどころのない音楽を生み出す。

2016年4月に1stアルバム『おふとん』をリリース。

2020年10月に2ndアルバムをリリース予定。

 

Webサイト:http://oremori.sakura.ne.jp/

Twitter:https://twitter.com/OremoriKaeru

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